相手が止まってくれるだろう、避けてくれるだろうは通用しませんでした

400ccのバイクに乗って通勤していた時の話ですが、いつも通っている裏道でしたので気楽に運転していました。正直な話、いつも通っている道ということもあり、危険な場所などは分かっているという自信のような思い込みがあったのだと思っています。

いつもと違ったのはその日の予定でした

いつもと同じように通勤でバイクに乗って出勤していましたが、その日違ったことと言えばボーナスの日と言うことでした。朝から”今日はボーナスが出る”と浮かれていたのかも知れません。何の変哲もない直線道路を走っていた時、左側から出てくる車のバンパーが見えました。いつも通っている道でしたので、その車が出てくる道は一時停止の標識があるのを知っており、どの車も必ず止まっていました。しかし、その時ばかりは車は止まらずに出てきたため、こちらが避けたのも間に合わず、バイクの横腹にぶつかってしまいました。当然私はバイクごと飛ばされ路面に叩きつけられました。運が良かったのか反対車線の投げ出されましたが、車は来ておらず最悪の事態は免れました。反対車線に車が来ていたら私はこの世にいなかったかもしれません。怪我はまず足を切ったらしく靴が血で真っ赤になっていました。靴を脱ぐと靴下を伝って血がポタポタと垂れる状況でした。救急車が来た時には自分で歩いて乗りましたが、痛かったのは切った足首だけでしたので大した怪我では無いなと、特に足の骨を折っているような感じではないし、と甘い自己判断をしていました。病院に着いてからは、まず足首の切り傷の縫合(10針程度縫いました)をし、次にレントゲン撮影をしました。その際にも入院することよりも”ボーナスの日なのについてないな、今日は飲み会行けないな”と言ったことしか考えていませんでした。

怪我は思った以上にひどいものでした

レントゲン撮影が終わり、医者の診察が始まると衝撃的な言葉を言われました。”足首を骨折しているので数週間の入院が必要です”との事でした。”自分で歩いて救急車に乗る程度なのに骨折ですか?”と聞くと、”左足首の内くるぶしの骨が欠けており、その近辺にあった血管数本と筋を切っている”との事でした。それに車がぶつかった際に、バイクをバンパーに足が挟まれたようで、膝の関節をひねっているとのことで内出血していると言うことでした。確かに足首は見た通り出血もひどく痛みもあったので骨折も納得するのは容易いことでしたが、膝まで捻っているとは思っていませんでした。その後足首の痛みが引いた頃に膝が90度以上曲がらないことに気づくのですが。骨折は剥離骨折という立派な骨折でしたが、治療としてはギプスで足首を固めて骨が自然に付くのを待つだけでした。因みにキズに関しては、一日に何本も点滴を打ち、半日はベッドに張り付け状態でした。因みに入院するのは初めてでしたので、動けずすることも無くひたすら退屈で寝てばかりいました。足首の骨折に関しては約4週間で完治し、ギプスを外すことが出来ましたが、膝の方は内出血がなかなか引かず、リハビリが進められませんでした。結局内出血が引いてリハビリを開始できるまでに約半年掛かり、正座が出来るまでに回復するまでは更に半年ほど掛かってしまいます。入院した時からあまり痛みも無く、ギプスを外してからも歩くことは出来ており”ちょっと膝が曲がらないな”という程度でしたので大したことは無いと思っていましたが、骨折をした足首以上に膝の方が治りが遅く想像以上にこちらの方が重傷だったようです。今では正座することは可能ですが、長時間は膝が痛くなってくるので10分が限界です。