初めてのバイクで初めてのツーリング、四国での大惨事

大学生になり二輪の免許を取り、初めてのバイクで初めてのツーリング。そこに待ち受けていたのは仲間たちとの楽しい思い出ではなく、とんでもなく悲しい結末でした。バイク乗り必見、事故すると大変なことになります。

四国カルストでの事故

19歳の大学二年生の時に自動二輪の中型の免許を取りました。その後初めて買ったバイクがカワサキのエリミネーター125でした。そして、大学のバイク友達4人でツーリングに行くことになり、四国一周をすることになりました。香川県を出発して、徳島県、高知県と順調に進んで行き、2日目の高知県から愛媛県に移る途中の四国カルストの久万高原という場所の山頂で事故に遭いました。事故の原因は素晴らしい景色に見とれてハンドル操作を誤ったことです。完全な自損事故でした。地面に激しく叩きつけられて全身を打撲をし、下顎部と両腕には挫創、右手首を捻挫しました。ヘルメットはハーフキャップでしたが、頭部は無事でした。また、山頂で一つ間違えば谷底へ急落下するところでしたが、そこは間一髪まのがれました。バイクはフレームが変形してしまい走行不能でした。友人たちは先に走っていたのですが、私が中々来ないので引き返して来てくれました。そして私の姿を見て、心配して救急車を呼んでくれました。私は、怪我をしたことよりもせっかくのツーリングを台無しにしてしまい、非常に申し訳なく感じていました。現場が山の中であったため、救急車が来るまでに1時間以上かかったと思います。その間私はただただ悲しみに明け暮れるしかありませんでした。買ったばかりのバイクが壊れている姿を見て、現実を受け入れるのが辛かったです。

事故後の悲しい現実

事故後は、救急車で愛媛県内の病院に運ばれました。現場が山道であったため、病院に着くまで1時間以上かかったと思います。私は事故を起こしたショックと、救急車で運ばれるほどの大きな怪我はしていなかったため、恥ずかしさと申し訳なさで、救急車の中では、救急隊員の人たちと何とも言えない雰囲気で気まずかったです。それでも無事に病院まで搬送してくださり、感謝の気持ちを伝えて病院へ足を運びました。病院でも先生や看護師さんたちが、バイクから走行中に転倒したからと、ひどい怪我を想定していたらしく、私の姿を見て一安心した様子でした。私はまたしても申し訳なさと恥ずかしさでいたたまれなくなりました。

そして友人たちがバイクで病院まで来てくれてたのですが、帰りも駅までバイクに乗せて帰ってくれるとのことで、またしても申し訳なさでいたたまれなくなりました。

怪我としては、挫創は大したことなかったのですが、全身の打撲も手首の捻挫でしばらく家の近くの病院に通うことになりました。買ったばかりのバイクを失って、怪我をして病院通いになって、友人には大迷惑をかけて、本当に踏んだり蹴ったりでした。そんな中でさらに私に追い打ちをかけてきたのは、バイクが山の上に置きっ放しだったので、レッカー代金がいることでした。これがかなりの高額で大打撃でした。事故を起こすと人に迷惑をかけるばかりか、自分自身にも大ダメージを与えます。それは肉体的にも精神的にも、金銭的にもです。その後何年かはバイクに乗っていましたが、今では私はバイクを引退しています。バイクに乗る方は十分に気をつけて下さい。